MBFRT

・MBFRは筋肉の血流制限トレーニングという意味です。BFRは世界で血流制限トレーニングを指す通名です。
 occulusiontraning(閉塞トレーニング)ともいい、まさに駆血トレーニングのことです。

除圧ビューティー

加圧と除圧を繰り返す血管トレーニングでコロナウイルスの重症化を防ぐ論文発表される!

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/14728222.2020.1783243?fbclid=IwAR3oWlVkWAd74WNkK5NKtSHf89EI7uz035eUIHAV-A1TUVKDOS-6bHjwTX8&

「サイトカインストームにより、血管内皮が障害される。そのため血液凝固系が活性化し、微小循環閉塞が起こり、多臓器不全を誘発する。
血管内皮を治療のターゲットとすることで、これを予防できる可能性があり、Remote Ischemic Conditioning(RIC)は低リスクの治療法の可能性がある。」

脳の虚血耐性関連論文です。加圧と除圧を繰り返す血管トレーニングは脳の虚血耐性を高め
認知症予防や脳梗塞を最小化させることに効果があるという論文が発表されています。
当会は従来からある臓器、筋肉に対する虚血耐性行う筋トレとして行われてきた血管トレーニングを脳トレとして発展させていきます。

認知症予防と脳の虚血耐性について
http://www.rouninken.jp/member/pdf/17_pdf/vol.17_07-21-02.pdf

四肢リモートコンディショニングによる脳の虚血耐性の解明
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-24791596/

血管トレーニング

駆血とは、皮膚上からカフ等で血流を止めることで最も卑近な例は血圧測定時カフ(又はマンセット)内の空気袋を膨張させ動脈の流れを止めることである。
諸外国ではremote ischemic conditioning(遠隔虚血状態)という治療が研究されている。代表的なものは、上腕の駆血で心筋梗塞の治療成績が上がるというものである。

remote ischemic conditioning(遠隔虚血状態)に関しては、すでに1990年の初め頃から動物実験等で心筋梗塞に関する治療実験が行われている。以下にそれらに関する文献、日本における実施資料、並びに類似装置について記した。

加圧と除圧を繰り返す駆血の効果、メリット

VRCの駆血は1分から2分の圧をかけたった5分から8分で終わるため大変簡便。
加圧トレーニングと比べると大変安全で無事故。

①運動圧よりも駆血圧は除圧の効果を得やすく毛細血管に働きかけやすい。
②毛細血管に働きかけ打撲、骨折などの傷の修復力がたかまる
③毛細血管に働きかけ肌に直接栄養を与えるため美容効果も運動圧より高い
④運動圧より除圧の効果が高いため自律神経に働きかける力が高い
⑤自律神経に働きかけ体温が上がり免疫力が向上する。
⑥ミトコンドリアを活性化し代謝を促す
⑦エリスロポエチン(造血ホルモン)の分泌を促し骨髄幹細胞を賦活する。

1.Przyklenk et al;「Regional ischemic preconditioning protects coronary occlusion 」、Circulation: 1993,87:893-899

麻酔犬を用いて5分間回旋枝冠動脈の閉塞のischemic preconditioningでコントロールに比して心筋梗塞のサイズを著しく減少させることを示した。

2.Birnbaum et al;「ischemic preconditioning at distance : reduction of myocardial infarct size by parcel reduction of blood supply combined with rapid stimulation of gastrocnemius muscle in the rabbit」、Circulation: 1997,96:1641-1646

ウサギを用いて,一時的な下肢の遠隔的虚血が心臓虚血をreduction することが出来ることを初めて報告した。

3.Kharbanada RK et al; 「Transient limb ischemia induces remote ischemic preconditioning in vivo」、Circulation 2002,106: 2881-2883

豚の下肢で5分間4サイクルの遠隔的虚血によって心筋梗塞のサイズを減少させることを示した。

4.Hool et al;「Cardiac remote ischemic preconditioning in coronary stenting (clip sent)study: a prospective randomized control trial」;Circulation: 2009 ,119: 820-827

ここからは臨床研究である。上腕部を200mmHGまで血圧測定用カフで圧迫し、5分間維持‐5分間潅流を3セット行った結果、24時間トロポニン1濃度が、コントロールでは0,16ng/mlに対し、0.06ng/mlであった。

5.Aliza et al;「remote ischemic preconditioning reduces myocardial and renal injury after elective abdominal aortic aneurysm repair: a randomized controlled trial」;Circulation2007,116(suppl):1-98-1-105

腹部大動脈瘤修復を受けた患者82名を、無作為に遠隔的虚血を受けた者と、受けなかった者とに分けて比較した。遠隔的虚血群では心筋損傷の発生率が27%減少、心筋梗塞の発生率も22%減少、腎臓の損傷を23%減少した。

6.Kloner et al;「Clinical application of remote ischemic preconditioning 」Circulation ,2009,119:776-778

過去の遠隔的虚血に関する諸文献からそのメカニズムについて解説したものである。
その結果の要約は下記に示すとおりである。
体液性物質の分泌
・アデノシン及びブラジキン(強力な冠状血管拡張作用をもたらす)
・エリトロポエチン(赤血球生成をたかめる)
・一酸化窒素(平滑筋を弛緩させ動脈を拡張させ血流を増加させる)
カテコルアミン又は交感神経の刺激により心臓の保護を導く
  (筋肉内の毛細血管を拡張させ、筋肉内の血流増加)
腸間膜動脈血行制限及び神経インパルス伝道路の形成がある。
以上の結論として、血圧計カフを用い上腕の血流停止と潅流を繰り返す遠隔的虚血は、虚血性心筋壊死部位の範囲を減少させる効果的な方法である。

7.Sloth et al; 「Improved long –term clinical outcomes in patient with ST-elevation myocardial infarction undergoing remote ischemic conditioning as an adjunct to primary percutaneous coronary intervention」;Eur heart journal ,2014, 35(3): 168-175

心筋梗塞で救急病院に搬送中患者の上腕を血圧計カフで200mmHg加圧5分間、除圧5分間を4回実施した患者166名と実施しない患者167名を2007年から2008年にかけて実施(病院搬送後患者全員に経皮的心臓治療処置)し、その後約4年間デンマーク全国医療記録から追跡調査を行った。主要な心臓及び脳血管異常(MACCE)は17名(13,5%)に対して、コントロール群は32名(25,6%)であった。結論として初期経皮的治療前の遠隔的虚血はST-上昇心筋梗塞患者の長期期間の臨床結果を改善する。

8.Eric Botker;「Blood pressure cuff may save life in patients with acute heart attack」Public release date :20-Sept-2013

文献7の333名中研究条件を満たさない患者を排除し、心疾患で搬送中の患者251名で、血圧計カフで5分間加圧、5分間除圧を4回繰り返す処置をした群と、しないコントロール群との比較で約4年間追跡調査の結果、遠隔的虚血群ではコントロール群に比して、その後心臓症状の発生率を51%減少、死亡率が61%減少した。 この原因は、身体のある部分を酸素不足状態にすると内因性の防護システムが賦活されるためと考えられる。

9.ふく田整形外科病院での治療実績(2013年末現在)
日本で開発されたVRC駆血装置(10秒以内に駆血状態にし、脈動表示装置(特許出願中)で駆血を判定)を用いて整形外科的疾患の駆血治療を約1,000名以上実施した結果、痛み、腫脹の消退する時期が早くなり、骨折や捻挫の治療期間が20%~40%短くなる。
この理由は、血流増加と血管拡張が外傷(患部は血流障害発生)の治癒を早めているためである。
ふく田整形外科病院では出来るだけ短時間で駆血状態なるよう、急速にカフの圧を上げている。長時間かけてカフ圧を上げると、うっ血状態の時間が長くなり出血や浮腫が発生する。駆血時間、開放時間及び回数は患者の状態で設定されている。

加圧と除圧をくりかえす
虚血プレコンディショニングの
スポーツ、筋トレ関係論文

①立命館大学健康スポーツ科学部だした筋肉細胞内のミトコンドリアが活性化するという論文

②15名のサイクリストを対象に、下肢を220mmHgで圧迫し、それを5分間*4セット(インターバルは5分)行った。その後に60秒スプリントのパフォーマンスを計測したところ、筋活動の上昇が見られ、コントロール群と比較して2.1%の向上が見られた。総酸素借や血中乳酸応答、回復時に消費される酸素量なども増加していた。

Effects of ischemic preconditioning on short-duration cycling performance.
Appl Physiol Nutr Metab. 2016 Aug;41(8):825-831. Epub 2016 Mar 30.

③IPCを行うことにより、一時的に血流が増加し、酸素や栄養素の運搬がスムーズになるため、パフォーマンスが改善される可能性がある。
5分*3セットのIPCを行った研究では最大酸素摂取量が56.8ml/min/kgから58.4ml/min/kgに増加し、最大パワー出力は366Wから372Wに増加した。

Ischemic preconditioning improves maximal performance in humans.
Eur J Appl Physiol. 2010 Jan;108(1):141-6. doi: 10.1007/s00421-009-1195-2. Epub 2009 Sep 18.

④1985年から2015年までの間に行われたIPCのパフォーマンス向上作用について調べた21本の文献を調査したところ、副作用は見つからず、特にタイムトライアルにおける改善効果が際立っていた。

The Effects of Ischemic Preconditioning on Human Exercise Performance.
Sports Med. 2016 Apr;46(4):531-44. doi: 10.1007/s40279-015-0433-5.

加圧サイクルトレーニングは方法論や主要2科目は加圧マスターという従前の特許内容と一緒だから特許無効になっています。いったん無効と審決にでてから書き換えを許され書き換えた内容は圧をかけた状態から除圧するとき特定部位の圧はすべて除去されるというものです。カフ内は従前の特許内容で除圧時にゼロになっていたと特許庁は認めています。つまり除圧したらすべてゼロになるのですから腕や足からカフは抜けなければおかしい特許にかきかえざるおえなかったのです。特定部位に圧がまったくかかっていないということは血圧計カフが除圧するたびに腕から落ちる状態だと理解してください。瞬間でもカフがおちなければそれはこの特許内容ではありません。つまり加圧サイクルトレーニングはみずから特許を書き換え30秒の加圧と除圧を繰り返しながら運動するという方法ではあわなくなった特許にしました。もともと特許庁は書き換えも拒否していました。それを意見書までだして3月に無効になったものを8月に書き換えをみとめさせたのです。これが異常な事態であることは特許関係者、法曹関係者なら一目瞭然だと思います。